概念

概念

スーパーサイエンスハイスクールとは

  • 先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進します。また、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施します。
  • 文部科学省が指定し、平成29年度は203校が指定を受けています。
  • 研究指定校では、次のような取組を行います。

・体験的学習、課題研究の推進
・国際性を育てるために必要な英語での理科授業、プレゼンテーション演習等
・科学技術、理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発と実施
・創造性、独立性を高める指導方法、教材等の開発
・他校への成果普及
・科学技術人材育成重点枠採択校による値域連携、海外連携など
・研究成果の評価への取り組み

本校のSSHの取り組み

本校はⅠ期(平成17~21年度)、Ⅱ期(平成22~26年度)、Ⅲ期(平成27~31年度)と3期連続の指定を受けている。

<研究テーマ> 

Ⅰ期「数学・理科に重点をおいたカリキュラム編成」
Ⅱ期「環境適合型社会創出に向けた国際感覚のある科学技術系人材の育成」
Ⅲ期「持続可能社会構築を実践するグローバル人材の育成と評価法の研究」

1.環境問題を重視した課題研究や探究活動を充実させる。
→ サイエンスリサーチ科の探究活動である「自然科学研究」において、大阪湾や尼崎運河での環境調査を実施するなど様々な課題研究を行い、その研究成果を発表している。

2.大学や研究機関、行政機関や地元企業との連携を推進する。
→ 神戸大学、京都大学などとの連携により、実験・実習や特別講義を行う。

3.英語を重視した自然科学教育や情報教育を実施する。
→ サイエンスリサーチ科の学校設定科目「科学英語表現」では、科学論文の講読や英文レポートの作成に取り組む。また、情報の授業では、英語でのプレゼンテーションを目指した取り組みを行う。

4.一人ひとりの科学リテラシーを高める教育実践を推進する。
→ 科学講演会を実施したり、小学生対象の理科・算数教室を実施するなどの活動を行う。  また、科学研究部の活動も支援する。

5.科学技術人材育成重点枠の指定も受けている
→ 府県の枠を超えた他校との連携による生徒の主体的活動についての研究や、生徒が企画・運営する「瀬戸内海の環境を考える高校生フォーラム」を通し、生徒の「論理的思考力」や「表現力」に加えて「コミュニケーション力」や「マネジメント力」の育成方法や評価方法等の手法を更に研究し、汎用性のあるものへ発展させる。

瀬戸内海の環境を考える高校生全国フォーラム

サイエンスリサーチ科SSH生徒アンケート結果(平成29年7月実施)

  • 科学全般(理科・数学)の学習に対する興味・関心・意欲が向上した   … 82.5%
  • SSH事業に参加して楽しかった                    … 90.9%
  • 探求的な活動に積極的に参加し、皆と協力できた            … 78.0%
  • 授業で学んだことが、社会で多く用いられているという気づきがあった … 69.0%
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